ロサンゼルスは、雨季のためかすごい雨が降っている。おっと今停電。カリフォルニアは本当に停電が多い。来週はCorporate Financeの中間試験だが、いまいち能率が上がらないので、書き残していた最後の科目「Organizational Behavior」の概要を書こうと思う。
組織行動論のフレームワークを学ぶ必修科目。3つの観点(戦略的、政治的、文化的)から組織を分析し、組織の行動や組織を管理する方法を個人とチームの観点から学ぶ。ネゴシエーションや摩擦の解決法についても学ぶ。プロジェクトがアサインされ、近郊の企業を題材に、その文化を分析する。教授が実験的な授業というように、講義というスタイルではなく、ケーススタディを題材にしたグループディスカッションやロールプレイングを通して、個人や組織の行動を分析する際に必要な視点を体系的に学び、組織が直面する変化や困難に「リーダーとしてどのように行動すべきか」を考える授業となっている。
個人的な感想としては、グループディスカッションに費やす時間が長く、内容を深く掘り下げることがないのが残念である。教授も議論をオーガナイズするのがあまり上手ではなく、学生の好き勝手な発言に議論が発散しがちである。
この授業は、週の最終授業ということもあり、授業が終わるとクレアモントのビレッジにあるPressという店に飲みに行くのがスケジュールとなっている。夜の10時に授業が終わるので、クレアモントで入れる店はここ1件(!)しかなく、この時間はDrucker Schoolの生徒の溜まり場となっている。昨日はDean(学部長)も来ていた。
使用教材は、
MIT Sloan Schoolの
Managing for the future ~Organizational Behavior & Processes~。こちらは興味深い内容である。